トップ10とワースト1
2022年公開された映画の中で
debuwoが観た映画のトップ10とワースト3を発表します!
第10位映画『ゆるキャン△』
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キャンプをテーマにした日常アニメの劇場版作品
志摩リン、各務原なでしこをはじめとする
野外活動サークル(野クル)メンバーが大人になった日々を描いた作品。
テレビアニメで好評だったキャンプ知識講座や独特なゆるい雰囲気は
損なわれる事無く描かれているが
社会人として数年生活しているであろう野クルメンバーが
誰一人として結婚していないどころか
彼氏がいないのはなんだかちょっと不気味だった…
ある種のアイドル的な売り方がされる昨今のアニメよろしく
男を描かない方向に徹底していたようだが
だとしたら何故、社会人まで時計の針を進めたのかと思う…
第9位ソー:ラブ&サンダー
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MCU29作目、マイティ・ソー4作目となる作品。
前作『マイティ・ソー ラグナロク』から
タイカ・ワイティティ監督がメガホンを取り
明るくぶっとんだ路線に変わった。
ソー自体はもちろんの事、相棒であるストームブレイカーの昼ドラ感など
今作も明るく楽しい雰囲気ではあるが
その反面、レディ・ソーの設定が割と重くてアンバランスとも思えた
個人的に勇敢にたたかった戦士が死後
楽園に導かれるという設定は悪印象。
見せかけのリターンなどなく
命を賭して立ち向かうからこそ、命を捨てた戦いは尊いのだ
第8位ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス
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MCU作品28作目、単独シリーズとしては2作目。
監督は、スパイダーマン(2002年)でもメガホンを取ったサム・ライミ
多元世界設定『マルチバース』が大々的に描かれた作品
その設定を活かし、MCU作品のみならず、多くのアメコミ映画の設定を持ち込んでいる
公開当時はある俳優の出演発覚により話題を呼んだ。
- ドクターストレンジの私服からの変身
- スパイダーマンを彷彿とさせる市街地戦
- アメコミ以外のサム・ライミ監督のセルフパロディ
魅力的かつ、映画好きならニヤリとするネタがばら撒かれているが
観ていた多くの人がマニアックなネタの多さについて来れたのか疑問が残る作品。
第7位ゴーストバスターズ/アフターライフ
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『ゴーストバスターズ』(1984年)
『ゴーストバスターズ2』(1989年)
シリーズ二作と時系列がつながる正当な続編
ゴーストバスターズ当時のメンバーがほぼ出演し
1・2の監督の実子であるジェイソン・ライトマンが監督と言う徹底ぶり。
過去二作が如何に関係者から愛されていたかわかる作品。
作品愛だけでなく、作中のストーリーもしっかりと家族愛をテーマに作られた作品
狂ったマシュマロマンの描写も非常にGOOD
第6位ロッキーVSドラゴ
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1985年に製作された『ロッキー4 炎の友情』を
未使用カット45分を追加して再構成した再編集特別編。
冒頭のシーン、ポーリーのロボットパートなど
キャッチーでコミカルな部分が削除され
アポロの葬儀シーンにロッキーの独白が追加されるなど
同じ作品のように見えて、雰囲気の異なる作品。
エンターテイメントと言う意味では『ロッキー4』の方に軍配が上がるが
映画としての洗練された雰囲気はこちらに軍配が上がるだろう
第5位激怒
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筆者も大ファンである
アートディレクターで映画ライターの高橋ヨシキさんが
企画・脚本・監督を務めた作品。
一旦激怒すると見境なく暴力をふるう刑事・深間が
不祥事を起こし、海外の医療機関で矯正された後
同じく猥雑な雰囲気から漂白された街で
再び怒りを爆発させるバイオレンス映画。
苛烈なまでの暴力描写、EDから垣間見れる高橋ヨシキさんの映画論
半ば相互監視のような現代社会に対する風刺など
この作品を通して制作陣のこみ上げる感情がみてとれる
狂暴ゆえに魅力的な作品。
とある人物の取り巻きの女性達がめっちゃエロい雰囲気のもポイントが高い。
第4位スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム
![](https://www.eiga-hihyou.com/wp-content/uploads/2022/01/186803_01.jpg)
MCU作品27作目、単独シリーズとしては3作目。
筆者もリアルに泣いてしまうほど感動した作品だが
- ピーター・パーカーの記憶を消すという事象の描き方が曖昧過ぎる
- 前知識として視聴する他作品が多すぎる
終盤が割と勢いで幕を引いているのと
そもそも見る作品が多すぎて視聴するまでのハードルが高いのは非常にネック。
積み上げる感動と言うのは確かにあるが
この作品が良くも悪くもそのシリーズの積み上げ臨界点だと思われる。
と、ダメ出ししまくってるけど褒めたい所もいっぱいある作品!
レビューはこちら↓
第3位THE FIRST SLAM DUNK
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予告編が公開された時の世間で猛烈にバッシングされていたものの
声優交代は実際成功だったし
最新の技術で制作されたシーンの数々は
原作の素晴らしさを余すことなく引き出していた
特に試合残り20秒の描写は映像表現単体で一見の価値あり
僅か一か月で興行収入50億円を突破しており
名実ともに備わった素晴らしい作品。
レビューはこちら↓
第2位トップガン・マーヴェリック
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前作トップガン(1986年)から36年ぶりの続編。
- 戦闘機の操縦シーンがまさかのCG無し!
- 映画館上映優先でとにかくできないなら延期
- コロナで大変だけどワールドプレミアやる!
作品の内容の素晴らしさもさることながら
映画を作る、世界に届けるトムの心構えに脱帽するしかない
映像が織りなすグルーブ感+時を経たことにより描かれるドラマ
この二つの要素を持ち合わせた最高に爽快な名作
第1位ブレットトレイン
![](https://www.eiga-hihyou.com/wp-content/uploads/2022/12/観た映画_00007-683x1024.png)
ブラッド・ピット主演の所謂、乗り物映画
電車に乗った殺し屋たちのが織りなすアクションコメディ
筆者がこの作品が他作品より秀でていると推したい所は
この映画単体で
内容が完結している
これに尽きる。
単独の作品でも他の作品に負けないボリュームを感じさせるのは
- ストーリー展開の小気味よさ
- 俳優たちの魅力
- 劇中曲のかっこよさ
これらの魅力が振り切れていたからだろう
これ一本ですっきり爽快!
まさにこんな言葉が似あう作品!
レビューはこちら↓
ワースト第1位大怪獣のあとしまつ
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久々に制作側の意識の低さを感じた作品
- 下品な下ネタ
- やってる人たちしか笑えないような内閣のやりとり
- 最初からそれをやれと言いたくなるようなオチ
風刺が伝わらなかっただの、言い訳をする前に
単純に作ったものがつまらない事実を受けいれた方がいい作品
ヒッチコックの発言を盾にするのも非常にいただけない
最後に
今年は4位から1位までの作品がどれもおもしろく
甲乙つけるのが難しかった
作品の良し悪しよりも
その作品を堪能するの必要な時間を最上位につけさせていただいた感じです
今年の観た映画で特に驚いたのはスラムダンク
予告編だけでつまらないと判断していた自分の未熟さを痛感しました
来年の映画、ブログについて
- ジョンウィック4
- エクスペンダブルズ4
- クリード3
- イコライザー3
来年は好きな映画の続編が一斉に来るので
上記映画のレビューをもれなく書いていきたいと思っています
また、2022年はリアル事情が大変だったのでブログがあまり書けませんでしたが
今年はバリバリ書いていこうと思いますので
来年もこのブログを
よろしくお願いします!
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2021年の映画評はこちら!
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